「パスファインダーってどこに居ればいいの?」
「グラップルの使い方が分からない!効率的な練習方法を知りたい!」
こういった疑問を持っている方は少なくないはずです。
この記事では、パスファインダーの立ち回りや使い方、グラップルの練習法から、武器構成などについてマスター経験者が解説しています。
「パスファインダーをもっと活かしたい!」という方は、ぜひご覧ください。
マスター的パスファインダーの評価
パスファインダーを一言でまとめると「有利ポジを確保してイヤーな射線を通すキャラ」です。
パスファインダーのアビリティ・ウルト・パッシブ
区分 | 名称 | 概要 |
パッシブ | 調査ビーコン | 調査ビーコンで、次の安置がスキャン可能 |
アビリティ | グラップル | グラップルを刺すことで、飛べる |
ウルト | ジップ | ジップを刺して、自分と味方を移動させることが可能 (敵も利用可能) |
これから、パスファインダーの立ち回りや使い方を把握する上で重要なアビリティ・ウルト・パッシブについて解説していきます。
パスファインダーの基本的な部分をチェックしていきましょう。
アビリティ・グラップル
パスファインダーのグラップルは、何らかの物体に刺すことで、即座に移動することが可能です。
刺す対象は、パスファインダーを利用していると常に表示されている真ん中のサークル内から狙いを定めることができます。
イメージとしては、スパイダーマンの蜘蛛の糸のような存在です。
クールタイムは10秒から30秒ほどで距離に応じて変化し、長く飛べば飛ぶほど長くなります。
ウルト・ジップ
パスファインダーのウルトは、通称ジップと言われる移動オブジェクトを出現させることが可能です。
ジップを出すことで、安置移動を効率化させたり、味方を強ポジに連れて行くことができます。
移動系のウルトとしては、かなり使いやすい部類に入るでしょう。
クールタイムは2分です。
パッシブ・ビーコン
パスファインダーのパッシブは、調査ビーコンによるマップの安置確認が可能です。
次の安置をマップで確認することによって、エリア内の予め強ポジを確保したりすることができます。
特にランクでは重宝すると言えるでしょう。
パスファインダーの基本的な使い方
パスファインダーの基本的な使い方について、アビリティの活用など、重要なポイントについて解説していきます。
グラップルを幅広く利用
パスファインダーを利用する上で、最も重要なポイントはグラップルを柔軟に活用するという点です。
パスファインダーのグラップルを利用すると、高所・前後どこへでも自由に素早く移動することは可能です。
パスファインダーが持っているスキルの中で最も強力なもので、以前は距離に関係なくクールタイムが10秒ほどだったため、強すぎることから問題視されていました。
あのときのパスはまじで強かった。ALGSとかの競技シーンでも使われたし
現在は距離に応じてクールタイムが変更されるため、若干弱くなっているものも、現在でも十分強いアビリティとなっています。
パスファインダーの上手さは、グラップルの上手さによって変化すると言っていいでしょう。
攻め・逃げ・カバーどのような場面でも、グラップルを十分に活用できるようにしておくのがベストです。
高所 or 嫌な位置に移動
パスファインダーの仕事・使い方は主にグラップルを活用して、高所や敵からして居られると嫌な位置に居るということです。
例えば、敵が隠れている遮蔽に射線が通る場所にグラップルで移動して、回復中の敵を削るなど、ファイト中に柔軟な移動が求められます。
上手いパスは嫌な位置にいる
このことから、敵にシンプルに詰めていく前線キャラとは異なり、ファイト中に頭をフル回転させて「どこにいると一番良いのか」と言う判断を迫られることになります。
パスファインダーを利用している時は、ファイト中に常にポジションを意識するようにしましょう。
ウルトのジップで移動を効率化
パスファインダーのウルトであるジップは、いつ・どこ・どのような場面であっても基本的に利用可能です。
簡単に一例を挙げるだけでも、以下のような使い方ができます。
クールタイムもそれほど長くないため、試合中に「移動が面倒くさい・・・」「早く移動しなければならない!」といった際は積極的に活用しましょう。
ただし、パスファインダーのウルトは、他の移動系ウルトと比較しても、被弾を避けられるものではありません。
このためウルトで逃げるときに周りが敵が居る時は、注意して利用しましょう。
特に以下のように、ジップの前後に敵が居る時は、的でしかありません。
このような場面では、パスファインダーのウルトは利用しないことをおすすめします。
パスファインダーが重要になる場面と立ち回り
これから、パスファインダーを利用していて特に集中したい場面や重要な場面と、その際の立ち回りをシチュエーションごとにご紹介していきます。
ここはパスの見せ時!
みたいな場面で、しっかりと立ち回りをできるようになっていきましょう。
睨み合っているとき
どちらかのチームでダウンが起こる or トレードするなど、本格的なファイトになる前にAPEXではにらみ合いが続くことが多いです。
中距離くらいからチクチクするやつ
特に高ランク帯などでは、RPを掛けた熾烈なファイトが繰り広げられるため、この傾向は強まるでしょう。
このような睨み合いが続いている際は、前述したパスファインダーのグラップルを活用して、積極的に射線を展開していきましょう。
しかし、これは「前線に出る」というのとは、少し異なります。
というのも、パスファインダーのグラップルは距離によって異なりますが、再び使えるようになるまでに、数十秒のクールタイムが発生します。
このことから、展開したことにより敵から猛プッシュを受けると、孤立によってダウンを取られる可能性が高まります。
そのため、睨み合いが続いている際の展開では「敵から詰められない距離 or 位置で、なおかつプレッシャーの掛けられる位置」に居るのがベストです。
深すぎて難しい・・・
具体的には、展開する場所を選定する際は、以下のような条件が合致している場所を見つけるのがおすすめです。
少なくとも、次のグラップルが貯まる「数十秒は居ても問題ない位置」に展開して、プレッシャーを掛けましょう。
展開したのは良いものの、敵から孤立と判断されて詰められるのはパスファインダーあるあるですので、注意しましょう。
カウンターを仕掛けるとき
敵が詰めてきているとき、チームが劣勢になっているときは、パスファインダーのグラップルを活用して、強ポジからカウンターを仕掛けましょう。
劣勢になっているときというのは、大抵敵の心理は以下のような感じになっています。
いまだ!詰めろ詰めろ!
こういう場面はピンチではあるものの、パスファインダーにとっては大きなチャンスです。
パスファインダーのグラップルで、高所や敵が把握できない位置に移動して、カウンターを仕掛けましょう。
こういうカウンターを決められるプレイヤーは、パーティーにとってかなり嬉しい存在です。
パスファインダーとは相性が良いため、ピンチのときこそ、展開していきましょう。
逃げるとき
パスファインダーのグラップルは、シンプルに素早く数十メートルを移動することができます。
そのため、逃げるときにもパスファインダーのグラップルは活用できます。
以下のように、緊急性が高くすぐに逃げないといけない場面では、グラップルで逃げましょう。
また、追いかけてきた敵に、前述したカウンターを仕掛けられると、100点満点です。
前線へ素早くカバーに向かうとき
パスファインダーは前線としても利用できるキャラですが、多くのケースで前線よりも後ろに居ます。(別の位置にいるという方が適切かもしれない)
前線が前に出てピンチになったときは、グラップルですぐにカバーに向かいましょう。
このときに、すぐに効果が出るグレネードを投げた上で、カバーに向かうなどすれば、より一層効果が高まります。
ジブ、ライフラ、ワットなどはどうしてもカバーに遅れがちなので、パスファインダーが率先してカバーに動きましょう。
パスファインダーを活かすにはグラップルの練習が不可欠
これまでパスファインダーの立ち回り・使い方について解説しましたが、「グラップル」に焦点を当てていました。
このことからも、パスファインダーのグラップルが如何に重要なものか?という点が分かるはずです。
ただし、このグラップル初心者にとっては、なかなかの曲者・・・
どうやったら、スパイダーマンみたいにポーンって飛んでいけるのか・・・
そのため、これからパスファインダーのグラップルの練習方法についてご紹介していきます。
正面へのグラップルの練習
まずは、基本的な方法でパスファインダーのグラップルを使えるようになっていきましょう。
パスファインダーのグラップルでまずはじめに覚えたいのは、以下のように円を書いて前に飛んでいく動作です。
以下の方法で、前方へのグラップルをできるようにしていきましょう。
この動作ができないと、グラップルを活用できないため、習得しておきましょう。
何らかのオブジェクトにグラップルを刺す練習
前述した基本的なグラップルである程度、パスファインダーのグラップルは利用できるようになります。
しかし、実践においては「何らかのオブジェクト(壁・段差・棒など)」に刺すことがおおいです。
これにより、より遠くへ飛ぶ or 角度を付けて目的の場所に飛んでいくことができます。
前述した基本的なグラップルと同じ要領で、練習場の以下のような場所に、グラップルを刺して練習していきましょう。
視点・ジャンプの仕方によって、角度を付けて「ここに着地したい」といった目星を付けた場所にいけるようにしていきましょう。
目的の場所に一発で到達できるレベルになれば、パスファインダーのグラップルの可能性は大きく広がります。
スライディングでグラップルの効果を最大化
パスファインダーのグラップル後に、バニホ or スライディングを行うことで、より遠距離まで到達することができます。
逃げる場面など実践においては「あと少し移動できればダウンしなかった」みたいな場面も多いため、グラップル後のキャラコンは覚えておくと便利です。
パスファインダーにおすすめの武器構成
パスファインダーに適切な武器の選定に迷っている方も少なくないでしょう。
基本的には「AR」を武器構成に積むのがおすすめという回答になりますが、その点を考慮すると以下のような武器構成を推奨します。
武器1 | 武器2 | この構成の特徴 | |
近距離重視 | フラットライン | ピースキーパー | とにかく近距離重視 ピースキーパーはもちろん、 フラットラインでも近距離対応可能 |
バランス型 | カービン or フラットライン | CAR or ハボックやディボ | カービンやフラットラインで 中距離の対応をしつつ、 CARで近距離対応 特にPADにおすすめ |
中遠距離型 | カービン or ランページなど | ピースキーパー or SMG | キーマウならかなり中距離で溶かせる |
ただし、前提として「自分が得意な武器を使うのが一番強い」という点は押さえておいてください。
ARが最も相性が良い
パスファインダーのポジション、立ち回りを考えるとARが最も相性が良いです。
恐らく、多くの方が武器構成にフラットライン、カービンなどのARを積んでいることでしょう。
サブ武器が中遠距離の武器ではないなら、ARを必ず積んでおくのがおすすめです。
ショットガン or SMGも有効
ARや中遠距離系の武器を使っていると近距離がどうしても、弱くなってしまいます。
しかし、パスファインダーはときにアグレッシブなプレイも要求されるキャラです。
そのため、パスファインダーを利用するときは中遠距離の武器に加えて、ショットガンやSMGも武器構成に加えておきましょう。
近距離はエネルギーしか使えん
みたいな方は、S12〜S13の環境であれば、ディボーションやハボックでもOKです。
ただし、ディボーションとハボックは弾数が要求されるため、ARと併用すると弾がバックを圧迫する可能性もあります。
そのため、ディボーションやハボックを武器構成に入れる場合は、マークスマンを積むなどの対応がいるかも知れません。
(保有しているバッグによる)
こんな方へ!パスファインダーがおすすめな人
最後に、こんな方にパスファインダーはおすすめできるというポイントをいくつかご紹介していきます。
自分は「パスファインダーに合っているのかな?」と迷っている方は、参考にしてみてください。
射線を通すのが上手い人
パスファインダーをおすすめしたい人は、射線を通すのが上手い人です。
普段からポジションへの意識が強く、射線の通し方を考えている方はパスファインダーとの相性が非常に高いでしょう。
ファイト中に、頭脳を使いがちみたいな方におすすめです。
中距離〜近距離のファイトが好きな人
中距離〜近距離のファイトが好きな人は、パスファインダーの適性がある可能性があります。
というのも、パスファインダーは中距離から射線を通すことが多く、近距離でのフィジカルはもちろん、中距離のエイムも要求されます。
射線の通し方などを意識することで、パスファインダーをフル活用できるようになるかもしれません。
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