後衛としてもっとも人気の高いキャラクターであるジブラルタル。
しかし、実際のところ
後衛・サポートって言っても具体的に何をすればいいのかわからん!
という声は少なくありません。
この記事では、マスター経験者が、ジブラルタルの立ち回りや武器構成に焦点を当てて、おすすめの立ち回り・意識するべき点、ジブラルタルにおすすめの武器構成とその理由について解説しています。
マスター的ジブラルタル評価
【守護神】ジブラルタルの概要・能力
アビリティ | ウルト | パッシブ | |
名前 | ドーム | 爆撃 | シールド |
概要 | 360℃守れるシールドを展開 | 一定範囲を爆撃で覆う | ADS時にシールド展開 |
使い所 | ファイト中 | ファイト前 ファイト中 漁夫対策 | ファイト中 |
まず、はじめにジブラルタルの概要と能力についてご紹介していきます。
ジブラルタルのアビリティ・ウルト・鉄壁について押さえていきましょう。
ジブラルタルのアビリティ・ドーム
ジブラルタルのアビリティは、プロテクトドームです。(クールタイム20秒)
一般的にはドームと言われ、海外ではバブルと言われているアビリティですね。
ドームでは、円形のシールドが展開され、四方八方からの攻撃からチームを守ることができます。
ジブラルタルは、ドームの上手さによって実力は半分以上決まると言えるほど、重要です。
ジブラルタルのウルト・爆撃
ジブラルタルのウルトは、一定範囲に一定時間爆撃が降り注ぐというものです。(クールタイム4分30秒)
バンガロールのウルトと似通っている部分がありますが、バンガロールよりも範囲が狭く、集中的な攻撃を行えます。
ファイト前・劣勢のとき・漁夫対策など、ジブラルタルのウルトについても、使い方はかなり深い内容になります。
ジブラルタルのパッシブと鉄壁について
ジブラルタルのパッシブは、ADS(覗いたとき)時に「ガンシールド」と言われるシールドが、前方に展開されるものです。(クールタイム10秒)
ガンシールドに弾が当たってもHPが削れないため、スナ・マークスマンなどで遠距離へピークする際は、かなり利便性が高いです。
また、ジブラルタルは他のキャラクターと比較して大きいため、鉄壁と言われる特性を持っています。
鉄壁によって、ジブラルタルは被弾しても速度低下の影響を受けず、15%のダメージ軽減も受けられます。
ただ、鉄壁があったとしても、ジブラルタルはかなり溶けやすい(体が大きいため)、注意が必要です。
ほとんど、当てにならないと考えて、問題ありません。
ジブラルタルの基本的な立ち回りとポジション
これから、ジブラルタルの基本的な立ち回りとポジションについて解説していきます。
ジブラルタルで何をやったらいいのか、どこに居たら良いのか分からない
みたいな方は、要チェックです。
ジブラルタルは後ろにいるキャラクター
ジブラルタルは、基本的に前線の後ろに居るキャラクターです。
どんどん前に突き進んで、ファーストダウンを取るみたいなキャラではありません。
後ろにいて、射線を通す・カバーをするみたいなキャラクターです。
なんか地味・・・もっと前に出たい!
アグレッシブなプレイヤーには、少々活用が難しいキャラクターであると言えるでしょう。
たまに、上手いプレイヤーが前ドーム(アグレッシブなドーム)を展開して、ダウンを取ることはありますが、初心者のうちは参考になりません。
ドーム・ウルトで頭をフル回転させる
ジブラルタルで重要になるのが、「ドーム・ウルト」の活用です。
ここがジブラルタルを利用する上で、もっとも重要な側面になっています。
ジブラルタルのドーム・ウルトの活用は場面によって利用の仕方・立ち回りが異なってきますが、基本的に頭を使う頭脳戦になることが多いです。
ウルトを利用して相手のジブラルタルにウルトを出させる、ドームで射線を切って味方が詰めやすいようにするなど、かなり頭を使うことが要求されます。
ファイト中は考えずに、フィーリングに任せて突っ込む!
みたいなプレイヤーがジブラルタルを使うと、「ただただ溶けやすいキャラクター」になってしまいます。
ガンシールドを活用してアーマーを育てる
ジブラルタルが要求されることが多い立ち回り・役目が「ダメージを与えて、アーマーを育てる」ことです。
ダメージを与えたら味方とアーマーを交換して、チーム全体の防御力を底上げしていく役目です。
前述の通り、ジブラルタルはガンシールドがあるため、うまくピークすれば、被弾を受けずにダメージを与えることができます。
そのため、マークスマン・スナイパー・ARあたりが上手い方は、ジブラルタルのガンシールドと相性が良いでしょう。
この役目は戦闘が少なくアーマーが育ちにくい「ランク」において重要になりがちな約目です。
ジブラルタルが特に重要になる場面とやるべきことリスト
これから、ジブラルタルを使っているときに特に意識したいこと、やるべきことについて以下のような観点からご紹介していきます。
1つ1つチェックしていきましょう。
味方の細かな情報を頻繁に把握
ジブラルタルを使っているときに、最も意識したいのは「味方の情報」です。
ジブラルタルは、前述の通り後衛でサポートを行うのが主な仕事です。
そのサポートを行う判断材料として「味方の情報の把握」は非常に重要になってきます。
ジブラルタルを利用しているときは、最低限以下のようなポイントをチェックおきましょう。
多すぎる!ましてやファイト中に・・・
本当はジブラルタルに限らず重要なことで、上手いプレイヤーであれば、無意識に大体把握しています。
ただ、ジブラルタルのサポートに伴って、上記のような情報の把握と、情報による判断が重要になるので、特に意識するのが良いでしょう。
味方のHPが低ければ何らかの形でカバー
味方のHPが減っていた場合(特に前線が)は、何らかの形でカバーをしていきましょう。
シンプルに射線を通すのはもちろん、緊急を要する場合にはドーム・ウルトが必要になるケースもあります。
前線を張っている人からすると、HPに応じて的確なカバーできるジブラルタルほど頼もしい存在はありません。
何れにせよ、後衛を行っているなら、今できるベストなアクションを取りましょう。
前線が削った場合にはドームファイトへ
前線が敵を削った場合は、ドームファイトを仕掛けていきましょう。
ドームファイトに関してはガンシールドのあるジブラルタルがかなり有利な戦いになるので、ジブラルタルが中心になって戦闘が動く言えます。
また、場合によっては劣勢になって敵から詰められているときに、カウンターのようにドームファイトを仕掛けることも有効です。
というのも、劣勢の場合は敵が孤立していることが少なくありません。
削った!回復される前にすぐ詰めよう!
みたいに焦ってしまったプレイヤーが、単独で突っ込んでくることが少なくないためです。(大抵、味方は数秒遅れて到着する)
このような際に、ドームファイトで敵の後衛の射線をきることで、一時的な1V1に持っておくことができます。
ドームファイトが成功すれば、形勢が逆転することも少なくないため、ドームファイトはある意味、ジブラルタルの腕の見せ所と言えるかもしれません。
安置が小さくなったときのドームとウルトの駆け引き
残りは3部隊~4部隊、最終安置手前。
みたいな場面は、ランクをやっていてもっとも集中をする場面ではないでしょうか?
ランクだと順位が1つ違うだけで、RPが大きく変わるから結構緊張するタイミング
こういう最終盤では、ジブラルタルの駆け引きが非常に重要です。
特に、ランク帯が高くなればなるほど、試合のレベルが高くなればなるほど、「ジブラルタル同士の駆け引き」が行われることになります。
具体的には、ドームとウルトのタイミングです。
というのも、先にドームを使ってしまうとウルトから身を守れないため、どこの部隊もドームを出したがりません
残り部隊に複数のジブラルタルが見られる場合は、基本的にドームとウルトの駆け引きが行われると言えるでしょう。
このような場面では、射線を通す・グレネードを使うなどして相手チームのジブラルタルにプレッシャーを掛けて、ドームを使わせていきましょう。
最終安置間近の終盤で、エリアが小さい場合は、ウルトから逃げられないことが多いため、ドームを予め使わせると、大きなダメージが入ります。
そのため、ドームを先に使わせることで、最終盤で有利な戦いを展開していくことができます。
ジブラルタルのおすすめの武器構成
これから、ジブラルタルにおすすめの武器構成について、ご紹介していきます。
以下は、簡易的にまとめたジブラルタルのおすすめ武器構成表です。
武器1 | 武器2 | この構成の特徴 | |
近距離重視 | ショットガン | CarなどのSMG | この構成はかなりアグレッシブなジブラルタル向けです。積極的に前ドームを使うようなあなたへ |
バランス型 | ショットガン | カービン、フラトラなどのARが | この構成はかなりバランスが取れた武器構成です。 ドームファイトはもちろん、近〜中距離にも対応しています。 |
中遠距離型 | ショットガン | マークスマン or スナイパー | この構成は主に中遠距離で戦うことが多い方におすすめのセットです。 味方との距離が離れがちなため、位置に注意。 |
アーマー重視 (アーマーを育てることを重視) | ショットガン | チャージライフル | 赤アーマーを量産する方向けの武器構成 |
上記の武器構成表を参考にしながら、これから解説する内容を踏まえて適切な武器構成を選択していきましょう。
【必須レベル】ショットガン
ジブラルタルの武器構成に、ショットガンはかなり重要です。
ショットガンの有無によってドームファイトの成功率が大きく異なってくるので、必ず武器構成にショットガンを入れておきましょう。
ショットガンは苦手なんだよなぁ・・・
もちろん、武器によって好き嫌いはあるかもしれませんが、ジブラルタルを使っていくなら、ショットガンを必ず積んでおくのがおすすめです。
マークスマン・ARも相性が良い
ジブラルタルは後衛にいて、サポートを行うことが多いため、自然と敵との距離が離れがちです。
このことから、マークスマン・ARとの相性も良いです。
S13はフラトラがまた流行ってるしな・・・
ショットガンとARを武器構成にしているみたいなジブラルタル使いの方は少なくないでしょう。
特にARであれば、ある程度近距離も対応しているため、中遠距離のみならず、近距離の戦いも安心です。
ディボなど腰撃ちを多用するべきは向かない
一方で「ディボーション」「ハボック」みたいな腰撃ちを多用する武器と、ジブラルタルの相性はあまりよくありません。
腰撃ちではガンシールドが出てこないためジブラルタルの強みが損なわれますし、ジブラルタルで腰撃ちをしても大した恩恵はありません。
(体が大きいため、弾を避けにくい)
でかいやつが動いても意味はない
ADSでバシバシ当てれるみたいな方は別ですが、そうでなければ腰撃ちを多用するべきは避けておくのが無難でしょう。
スナイパーは立ち回りにより変化
スナイパーについては、ジブラルタルと相性はそこそこ良いです。
ただし、パーティーのムーブによって大きく左右されると言えるでしょう。
例えば、 野良でランクを回していると、どうしてもパーティー全体の動きは、他のメンバーに左右されます。(デュオでやっているユーザーが少なくないため)
スナイパーは打つまでの一連の動作に、かなりの時間が必要で、他の武器と比較しても汎用性が低いです。
仮にアグレッシブなパーティーに当たってしまった場合は、スナイパーはただの重荷になってしまうことが少なくありません。
ADSしてから打つまでの動作がいちいち遅いのは、スナあるある
このことから、試合全体の立ち回りによってスナイパーのおすすめ度は変わってきます。
「パーティーでやっていて、慎重に安置を取りながらロングでアーマーを育てる」みたいな運用方法であれば、武器構成にスナイパーを入れるとフィットするでしょう。
ジブラルタルはどんな人におすすめ?ジブラルタル適性について
最後に、ジブラルタルはどんな人におすすめできるのか?という点についてご紹介していきます。
あくまで一例ですが、「ジブラルタルが合っているのか分からない・・・」みたいな方は参考にしてみてください。
1.頭脳プレイが得意な人
ジブラルタルは、とにかく頭を使います。
フル回転させる必要があります。
細かなことへの気遣いも必要となるため、器用な方でないと使いこなすのが難しいでしょう。
そのため、頭脳プレイが好きな人・得意な人というのは、ジブラルタルに合っている可能性が高いです。
立ち回ったり、味方のカバーをうまくするのが好き
みたいな方は、積極的にジブラルタルを活用していきましょう、
2.中距離での火力が高い人
ジブラルタルは後衛という立場上、前線よりもどうしても中距離から射線を通すことが少なくありません。
このことから、中距離での火力が高い方・もしくはキーマウの方はジブラルタルの適性が高いといえます。
ARのリコイル・スナイパーが上手い方や、射線を通すのが上手い方は、ジブラルタルをおすすめできます。
3.ドームファイトを極めたい人
上位のランクになっていると、1マッチで1回くらいはドームファイトを行う機会があります。
このことから、前線に居る方であっても、ドームファイトへの慣れは重要であるといえるでしょう。
そのため、ドームファイトを極めたい・練習したいという方は、ジブラルタルをピックすることで効率的に練度を高められます。(自らドームファイトを仕掛けられるため)
前線を張っているものの、ドームファイトに苦手意識があるという方は、ジブラルタルを一定期間利用してみるのも良いかもしれません。
4.友達をキャリーする人
ジブラルタルはドームやウルトを活用すると、効率的にサポートを行うことができます。
このことから、初心者のリア友やフレンドをキャリーする際には、かなり役立ちます。
初心者が窮地に陥っているときは、とりあえずドームを投げておけば生存率が高まります。
初心者の知り合いをキャリーするときは、ジブラルタルをピックするのが良いでしょう。
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