APEXで軽視されがちなグレネード。
しかし、上級者になればなるほど「グレネード」上手いです。
こういう経験ありませんか?
グレネードは、初心者と上級者によって使い方が大きく異なると言っても、過言ではありません。
この記事では、マスター経験者が「グレネードの使い方」に焦点を当てて、様々なポイントを解説しています。
APEXのグレネードは戦局を大きく変える
APEXで上手くなるためには、さまざまなポイントがあります。
その中で、忘れられがちなのが「グレネードの活用」です。
グレネードは、もっとも過小評価を受けている要素と言っても過言ではありません。
上級者になればなるほど、グレネードの活用がうまく、1つのグレネードによって勝機を生み出していることも少なくありません。
なんとなくグレネードを使っている
みたいな方はかなりもったいないので、ぜひグレネードの使い方をチェックしてみてください。
APEXの各グレネードの概要
これから、APEXに備わっている各グレネードの概要・使い方についてご紹介していきます。
各グレネードの基本的な部分をチェックしていきましょう。
フラグ
フラググレネードは、もっともベーシックなグレネードです。
一般的なFPSでも実装されていることがグレネードと同じように、投げてから一定時間(3.5秒)が経過すると、爆発します。
攻撃力はグレネードと対象の近さによって変化し、もっとも汎用性の高いグレネードであると言えるでしょう。
テルミット
テルミットは、投げてから着地してから、一直線の火が出るグレネードです。
フラグ・アークスターと比較すると、汎用性は若干低いです。
しかし、テルミットがかなり有効な場合もあるので、適材適所で利用していきましょう。
アークスター
アークスターは、物体に掛からず、着地・設置してから一定時間が経つと、爆発するグレネードです。
敵に刺さった場合には、爆発時とは別にダメージが入ります。
また、爆発に伴ってスタンがかかる特性も持っています。
グレネードに優劣はない・どれも強い
よくあるのが、グレネードに関しては以下のような観点から取り上げられることが多いです。
テルミットは使いにくくて、弱い
アークスターが他のグレネードよりも強い
どう「強い」という言葉を定義するかによっても異なりますが、どのグレネードも適材適所で利用できれば、強いです。
もちろん、グレネードによって汎用性の高さはあって、汎用性の高いグレネード・低いグレネードという観点は正しいでしょう。
恐らくもっとも汎用性の高いグレネードはフラグで、低いのがテルミットです。
ただし、これはあくまで汎用性という一面であって、グレネードを利用するタイミングによっては、テルミットが一番強いケースもあります。
そのため、
グレネードが一番汎用性が高いから、グレネードだけを使う
みたいな使い方はおすすめできません。
あくまで、適材適所で最も強いグレネードを利用していくという姿勢が必要です。
APEXのグレネードごとの強み・特徴
さきほど、グレネードには適材適所があるというポイントをご紹介しました。
これから、マスターの筆者が考える各グレネードの強みについて、以下のようなポイントから触れていきます。
グレードの名前 | 強み・特性 | 実際の利用シーンのイメージ |
フラグ | 高所や遠方の敵 | ファイトが始まる前に使うグレード |
アークスター | 平面や近距離 | ファイト中に使うグレード |
テルミット | 守りや逃げ | 劣勢になったときに使うグレネード |
1つ1つチェックしていきましょう。
フラグは高所に強い
フラグが最も輝くのは、高所・遠くの敵への利用です。
というのも、フラグは投げてから爆発するまでに一定時間があります。
しかし、「投げてからの時間」によって爆発までの時間が決定されるため、他のグレネードと違って絶対的な時間によって爆発します。
アークスターやテルミットは着地してからの換算になるため、少々グレネードとは特性が異なります。
つまり、フラググレネードの爆発時間・投げ方をマスターできると、グレネードを投げてから爆発するまでのアクションを「完璧にコントロール可能」です。
筆者も、この観点からもっとも好きなグレネードです。
上記のような特性から、上部や遠くに居る敵に「突然爆発するグレネードが飛んでくる」といった奇襲的な理由が可能です。
こういった利用方法は、着地してから爆発するアークスター・テルミットでは難しいです。
全体的な特性を考慮すると、ファイトが始まる前に利用しがちなグレネードであると言えるでしょう。
アークスターは平面に強い
アークスターは、1V1・1V2・1V3など、実際にファイトが始まってある程度、距離が縮まっている段階で、真価を発揮します。
つまり、フラグが上部に強いという評価を受けるなら、平面に強いと言えるでしょう。
敵にアークスターを接着させれれば大きな勝機となりますし、予めファイトが始まりそうな場所に投げてくことで、敵の動きを麻痺させれられます。
アーク刺さると気持ちいいよね
特に、ジブのドーム内などにアークスターを展開しておけば、かなり強力です。
上記のような背景から、テルミットは「ファイト中に強いグレネードである」と言えるでしょう。
テルミットは逃げ・守りに強い
テルミットは、逃げ・守りに強いグレネードであると言えます。
具体的には、HPが減って詰めてきている敵から一歩下がる際、HPが減っている味方へのカバーといったイメージです。
このような特徴を挙げた背景として、テルミットが持っている横に火が展開されるといった特性はもちろんですが「攻撃に使いにくい」という面があります。
テルミットは、着地してから火が横に展開されますが、この火は投げた本人もダメージを受けますし、一定時間は消えません。
自分が投げたテルミットで詰められないみたいなのは、たしかにAPEXあるある
APEXにおけるファイトは1秒1秒を争うものですから、自分が投げたグレネードで自分の動きを麻痺させてしまっては、本末転倒です。
攻撃で利用できる場面が限られている反面、逃げ・守りには最も使いやすいグレネードです。
そのため「グレネードを利用して逃げる」みたいな運用をしている人は、テルミットを積極的に持った方が恩恵が大きいでしょう。
シチュエーション別のグレネードの使い方とランキング
これから、実際に以下のようなシチュエーションを想定して、グレネードの使い方とおすすめのグレネードランキングについてご紹介していきます。
よくあるシチュエーションから、グレネードの使い方をクリアにしていきましょう。
詰める場面
詰める場面では、フラググレネードなどを利用して、敵が居るところに投げていきましょう。
特に敵との距離を縮めていく場面で、優勢であっても射線を通されて、劣勢になるみたいなケースは少なくありません。
これを防止するために、詰める際にグレネードを予め投げておくことで、敵が射線を通す隙を与えないことができます。
また、テルミットを射線の前に投げれば、簡易的に敵の視界を奪うこともできます。(うまい相手だとバチバチ当ててくるものの)
ファイト中
ファイト中であれば、アークスターなどを活用して、敵の動きを封じ込めていきましょう。
前述したようなドームファイトはもちろん、練習すれば敵に指すこともできるようになります。
ただし、至近距離になるとアークスターのダメージを自分が食らってしまうこともあるため、利用には注意が必要です。
自分がアークスターのダメージをくらわない範囲で、利用していきましょう。
守る・逃げる場面
守る・逃げる場面では、テルミットが強力になります。
敵が走ってくる方向、射線を通してくる方向、味方が逃げている方向などに向かって、積極的にテルミットを展開しましょう。
本当にどうようもないピンチの場面では、アークスターも役に立ってくることがあります。
アークスターは、敵が来るタイミングがある程度読めている場合は、刺しやすくなります。
敵が油断してアグレッシブに詰めてくるときに、アークスターを指してカウンターを仕掛けていきましょう。
扉越しの駆け引き
扉越しの駆け引きについては、どのグレネードもそこそこ強いですが、アークスターが頭一つ抜けている印象があります。
というのも、扉越しの駆け引きをしているときは、かなりアークスターを刺しやすいです。
扉越しの駆け引きでカウンターを仕掛けるなら、アークスターが優勝でしょう。
ただし、劣勢の場合には、テルミットが効いてくる場面も少なくありません。
このあたりは、適材適所で利用していきましょう。
アビリティにも効いてくる
グレネードは、敵のアビリティ・ウルトにもかなり利用できます。
特に、以下のような敵のアビリティで困っている時は、積極的にグレネードを利用しましょう。
敵がアビリティ・ウルトで建物を固めていても、グレネードをうまく使いこなせば、切り抜けられる場面も少なくありません。
アビリティのせいで詰めにくい・・・
みたいな場面のときは、一度グレネードを応用できないか考えてみましょう。
意外に戦局を変えたりしますよ。
簡単!グレネードの練習方法とコツ
これから、グレネードを活用していくために必要な練習について、以下のようなポイント別に解説していきます。
どれもかんたんなものなので、
グレネードって練習方法が分かりにくい
みたいな方は、ぜひ参考にしてください。
上への練習
まずはじめに、重要なのは「上へグレネードを投げる練習」です。
これについては、それほど難しくありません。
実際に利用する際は以下のような手順で、実践していきましょう。
投げるときに適切な角度に投げることを意識してください。
ここをミスると、角度が足りず自分の方へ直下でグレネードが落ちてきます・・・
平面への練習
次に、平面でグレネードを活用する方法についてご紹介していきます。
といっても、ただ投げるだけのケースが多いため「アークスターを刺す練習」にフォーカスしていきます。
まずは、キャラコンなどをして、自分が動いていても敵に当てれるようにしていきましょう。
これで完璧にコントロールでできるようになれば、次は実践で動いている敵に刺す練習をしていきましょう。
また、フレンドが居れば、練習場で動いているフレンドに投げるのがベストです。
ズラしの練習(遠くへの敵)
最後に、ずらし(遠くの敵に着地した瞬間に爆発させる)練習方法をご紹介していきます。
少々難しいですが、以下の手順で練習していきましょう。
これについては、感覚です。
ひたすら投げるしかありません。
ずっと投げていれば、慣れていきます。
また、一定の距離で慣れてきたら、ドンドン距離を離していきましょう。
恐らく、数十個くらいグレネードを投げれば、ある程度つかめるはずです。(センスによる)
持っておくべきグレネードの数とセット
これから、持っておくべきグレネードの数とセットについて解説していきます。
持っておくべきグレネードについては、「人による」としか言いようがありません。
が、できるだけ持っておく方が良いです。
筆者は2個~3個ほどグレネードを持つように心がけています。
SMG・ARが中心だからグレネードを何個も持つ余裕はない!
ただ、これについては武器構成・キャラに依存する部分も大きいので、一概には言えません。
(例えば、ウィングマンやショットガンなどは弾数が少なくてもOKなため、持てるグレが増える)
しかし、必ず「1つ」は持っておきましょう。
セットについては、自身がよくグレネードを利用する用途によって分けるのがおすすめです。
前述した各グレードごとの用途を踏まえて、必要なグレネードを拾っていきましょう。
初心者にありがちな「フィーリンググレ」はダメ
初心者にありがちなのが、以下のようなグレネードの利用法です。
敵にいる方向にとりあえず投げちゃえ!
詰めてきそうだし、ここらへんにテルミットっぽい
これは、おすすめできません。
グレはバッテリーよりも重い!
筆者は、感覚的にグレネードを投げることから「フィーリンググレ」と呼んでいますが、かなりおすすめできません。
グレネードは、バッグへの容量をかなり圧迫します。
グレ1つを持つということは、代わりに「バッテリー2個」「弾1スタック」「キット2個」を持つ機会をなくすということです。
グレネードは重要ですが、負担が重いです。
グレネードを利用する際は、今回解説したような内容を踏まえながら、慎重に使っていきましょう。
ウルトと同じくらい計画的に
イメージとしては「ウルト」と同じくらい慎重になりましょう。
使うまで数分かかり、戦局を大きく変えるウルトを、
ジブウルトとりあえずそこらへんにっぽい
レイスのポータルをなんとなく炊いてみた
ニューキャッスルのウルト、移動だけに使ったろw
みたいな使い方しませんよね?
グレネードも同じです。
グレネードもウルトと同じく重く、なおかつ戦局を大きく変えるものなので、使う前に頭をフル回転させて、慎重に利用していきましょう。
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