非常に人気の高いAPEXキャラクターの1人であるブラッドハウンド。
しかし、ブラッドハウンドは特性・立ち回りを理解することで、10倍にも100倍にも戦闘力が強化されるキャラクターです。
本当にブラッドハウンドを100%活かせていますか?
この記事では、マスター経験者の筆者が、ブラッドハウンドの概要から、戦闘時における具体的な立ち回りなどについて解説しています。
APEXのブラッドハウンドの概要と能力
これから、APEXのブラッドハウンドの概要と能力についてご紹介していきます。
全体像を掴んでいきましょう。
ブラッドハウンドはどのくらい人気のレジェンドなのか
まず、はじめにAPEXにおけるブラッドハウンドの立ち位置・人気度についてチェックしていきましょう。
複数のゲームの情報を追跡している著名なWEBサイト「TRN」によると、記事執筆時点におけるブラッドハウンドのピック率は10%となっています。
ランキングでいうと、レイスについで2位となっています。
複数のキャラクターを実装しているAPEXの中でも、非常に人気の高いキャラクターの1つとなっています。
ブラッドハウンドのアビリティ
ブラッドハウンドのアビリティは「全能の目」と言われるもので、クールタイムは25秒です。
ブラッドハウンドのアビリティでは、一定距離・一定時間の敵の位置が壁越しに特定することが可能です。
どんな建物越しであっても敵の位置が把握できるため、APEXのアビリティの中でもかなり強力な部類に入るでしょう。
ウルト
ブラッドハウンドのウルトは「ハンティングビースト」と言われるもので、クールタイムは3分です。
ハンティングビーストは、オクタンの注射器と同じくらい足が早くなるのに加えて、アビリティが頻繁に利用できるようになります。
こちらもアビリティが連発できるため非常に強力なウルトで、殆ど常時「敵の位置の特定」と足が早くなることで「素早い立ち回り」が可能です。
特に対面力が高い上級者が利用すると、ブラッドハウンドのウルトはかなり化けます。
パッシブ
パッシブは、ビーコンのスキャン(マップのスキャン)と、敵の痕跡を見つけられるというものです。
ビーコンはそこそこ使うものの、痕跡についてはそれほど重要ではないでしょう。
痕跡があった場合は、少し警戒ぐらいの意味しかありません。
基本的な立ち回りと役目
これから、ブラッドハウンドの基本的な立ち回りと、役割について解説していきます。
ブラッドハウンドの立ち回りとやるべきことをチェックしていきましょう 。
前提として前線のキャラではない
ブラッドハウンドは、非常に強力な戦闘力があるものの、前線をこなせるようなキャラクターではありません。
ウルトでは一定の逃走能力が確保されているものの、前線を立ち回って接敵するたびに利用していては意味がありません。
そのため、前線に行き過ぎないように注意しましょう。(ウルト時は除く)
ただし、前線から離されすぎるのはよくありません。
というのも、ブラッドハウンドのアビリティである全能の目は大きめの建物をカバーできるくらいの範囲しか機能しません。
そのため、前線から離れすぎた距離にいると、アビリティを活かしきれません。(敵をスキャンしきれない)
このような点を総合的に考慮すると、敵全体をスキャンしきれるくらいの前線の少し後ろくらいに居るのがベストです。
スキャンしまくる
ブラッドハウンドのいちばん重要な役目は、スキャンしまくることです。
敵が居るかも?怪しいかな?と感じるところには、どんどんスキャンを打っていきましょう。
ハイドしている場合など、スキャンを打たない方が良いケースもありますが、少なくとも詰めている・移動している時はどんどんスキャンしていくべきです。
特にランクではハイドが居ることも少なくないため、怪しいなと思うところにはアビリティのスキャンを飛ばしていきましょう。
筆者はパッドで立ち位置的にダイヤ帯でブラッドハウンドを使うことも少なくありませんが、足音が聞こえたら基本的に足音の方向にスキャンするようにしています。
戦闘では積極的にウルトを炊く
よくあるのが、ブラッドハウンドを使い始めた方にありがちなのが、ウルトの出し惜しみです。
戦闘がはじまったら、積極的にウルトを炊きましょう。
出し惜しみする必要はありません。
ウルトを炊くことで、戦闘における情報の解像度が大きく上がるでしょう。(敵の位置、回復をしているかなど)
これは自身のみならず、味方にも大きな恩恵があります。
また、コレに加えて、ブラッドハウンド個人の戦闘力も大きく向上し、前線を張っても問題のないレベルになれます。
ただし、本格的な戦闘が始まっていない牽制の段階では、ウルトを使わない方が良いケースもあります。
牽制 or 戦闘の境目?については各状況によるとしか言えませんが、筆者は明らかに有利な状況を作った段階で積極的にウルトを使うことが多いです。
(大きくダメージトレードで上回っている、1人をダウンさせた、グレで敵の動きが麻痺しているなど)
ビーコンなど役目を果たす
ビーコンや痕跡を見つけた場合など、しっかりと役目を果たしましょう。
特にビーコンのスキャンについては忘れていると、味方にピンを連打されたりすることもあったりとか、なかったりとか・・・
そのため、ブラッドハウンドができること・やるべきことをしっかりと把握して、ブラッドハウンドの能力を全て発揮させましょう。
「促進剤」は持っておいた方が良い
さきほど、ウルトは積極的に利用したほうが良いとご紹介しましたが、ブラッドハウンドは促進剤を持っておいた方が良いです。(ウルトを早めるアイテム)
前述の通り、ブラッドハウンドのウルトは非常に強力ですが、ウルトのタイミングは戦況によって大きく左右されます。
そのため、ウルトのタイミングをミスってしまう・すぐに次の戦闘が始まるなど、促進剤が必要なことが少なくありません。
数については、1つあれば十分です。
APEXによくある各ケースに分けた立ち回り
これから、APEXによくあるケースと、ブラッドハウンドに重要な立ち回り・場面について解説していきます。
各ケースごとに、ブラッドハウンドの使い方を把握していきましょう。(適切な立ち回りは場合によって異なってくるので、参考程度にしてください)
【重要】ブラッドハウンドと漁夫
個人的に、最もブラッドハウンドが輝く・重要になるのは、漁夫のタイミングだと考えています。
APEXで漁夫を行う際は、周辺の情報を収集することが重要です。
ランクであれば、その傾向はより一層強くなります。
漁夫の場合は、そもそも何パーティーいるのか?どのくらい激しい戦闘なのか?(敵と敵の距離)どこの敵から優先的に削るべきか?などを把握・判断する必要があります。
ここで、ブラッドハウンドの能力は非常に活きてきます。
スキャンすることで敵と敵の距離がわかるのはもちろん、回復の具合、敵の位置関係などから、パーティーにとって必要な立ち回りを判断可能です。
また、これは漁夫をされる立場にも共通している話で、漁夫が来ている方向・位置関係などを把握することで、必要な立ち回りを考慮できます。
ブラッドハウンドを使っていて漁夫を行う際は、特に集中して情報の収集と判断を意識を集中させましょう。
はじめから完璧にやることは難しいものの、最低限必要なものとして敵と敵の距離の把握、ダウン数などは把握・報告したいところです。
新しいエリアに到着した・移動した
ブラッドハウンドを利用していて、もっとも簡単な立ち回り・役目として挙げられるのは、新しいエリアに到着した際、移動を行った際です。
特に高ランク帯であればあるほど、ハイドなどが新しいエリア・建物に敵が居ることが少なくありません。
そのため、予めスキャンをいれてクリアリングをしておきましょう。
一部では「敵に位置がバレるから過剰なスキャンはNG」という意見も散見されるものの、足音を鳴らしているような場面であればどのみちバレているので、スキャンをどんどん打ってしまって問題ないでしょう。
接敵したものの距離は遠い
APEXにありがちなのが敵を発見したものの、まだ距離は遠いといった状況です。
この場合、前提としてパーティーの動きに合わせるのは前提として、積極的に前に出てできるだけ全部の敵がスキャンして、位置を把握できるようにしましょう。
特に距離が遠い時は、足音がよく聞こえないものの、致命的な射線を通されているみたいな場面があります。
パーティーメンバーがこのような射線からダウンを取られるといった致命的な事故が起こることを予防しましょう。
ただし、敵に近づき過ぎてはいけません。
前述の通り、あくまでブラッドハウンドは前線で戦えるキャラではないため、基本的には前線を張っている人の少し後ろに居ることが重要です。
敵と睨み合っている・牽制している状態
ランクでありがちなのが「敵と中距離〜近距離」で牽制し合うといった場面です。
場合によっては、その音に釣られて別のパーティーが来ることもあります。
このようなときには、スキャンしまくりましょう。
スキャンをして、最新の情報を把握することが重要です。
また、場合によってはこのような場面でもウルトを使うのも悪くありません。
例えば、前述したようにダメージトレードで有利になった、ダウンを取ったなど明らかなアドバンテージが見られるケースです。
常に戦闘が始まった場合に備えて、ウルトが使用できるかの確認、必要であれば促進剤を巻いておくなど、戦闘の準備を行っておきましょう。
本格的な戦闘が始まった場合
敵に詰める or 敵に詰められたなど、本格的な戦闘が始まったら、必ずウルトを使いましょう。
ブラッドハウンドを使う理由は、この場面にあった言えるほどブラッドハウンドにとって重要な場面です。
ウルトの特性を活用して、積極的に戦闘の中心メンバーとして敵を削りましょう。
また、スキャンは貯まるたびに使いましょう。(これが一番重要)
ブラッドハウンドを使っていると実感はありませんが、味方にとってもスキャンの存在は非常に大きいです。(位置がはっきりと分かるため、動きやすい)
対面力によるものの必要に応じて、ウルトを使っている状態であれば前線を張っても問題はありません。
ブラッドハウンド使いが使うべき武器と構成
これから、ブラッドハウンド使いが使うべき武器・構成について解説していきます。
ブラッドハウンドの特性を考慮した上で、適切な武器を利用していきましょう。
(以下に記載することはあくまでおすすめの武器であって、結局は自分が使いやすい武器が一番強いです。)
近距離を中心に構成するべき
ブラッドハウンドは、近距離を重視した武器で構成するべきです。
というのも、前線キャラと同じくくらい近距離の戦闘が中心的な役割となるため、SMG・ショットガンなどの装備は必要不可欠です。(S12であればディボも)
特に、パッドの方ならCAR・R99・プラウラーといったSMGが使えると、ブラッドハウンドはかなり化けます。
また、中距離については、ウィングマン・ランページ・カービンなど、近距離でもある程度活用できる武器を使用するのがおすすめです。
中距離に対応しているものの、近距離でも利用できる武器を持つことで、対面の勝率が安定します。
遠距離を持つメリットはあまり大きくない
ブラッドハウンドは特性上、スナイパー・一部マークスマンなど、遠距離を戦う武器の恩恵はあまりでかくありません。
もちろん、上記のような武器の練度が高く、どんなレンジでも安定して削れるなら問題はありません。
ただし、遠距離が得意でもない方が、ブラッドハウンドで遠距離の武器を使うメリットは少ないです。
「ブラッドハウンドをフル活用したいものの、どの武器が良いか分からない」といったケースであれば、まずは近距離の武器を鍛えるのが無難です。
ブラッドハウンドはどんな人向きなのか
これから、ブラッドハウンドに向いている方・おすすめの方について解説していきます。
ブラッドハウンドの適性についてチェックしていきましょう。
初心者だけど分かりやすい貢献をしたい
まず、もっとも分かりやすい例が「初心者だけど分かりやすい貢献がしたい」というケースでしょう。
1~100レベル程度の場合は、まだ全てのキャラクターの特性を把握できておらず、ウルト・アビリティの質も高くありません。
そんな中で、ブラッドハウンドのアビリティは、分かりやすい貢献をパーティーに与えることができます。
初心者の方がわかりやすくパーティに貢献しやすいキャラクターであると言えます。
「APEX始めたばかりでよう分からん」みたいな人は、ブラッドハウンドを使っておくと楽しいはずです。
状況判断が苦手ですぐダウンを取られがち
情報の把握_状況判断が苦手みたいな方も、ブラッドハウンドはおすすめです。
ある意味、ブラッドハウンドは一定時間ウォールハックをすることができるため、近距離の敵にいきなり倒されるみたいなことは少なくなるでしょう。
さすがに、予めスキャンで不利な状況がわかっていれば、突っ込んだり・不適切なポジションに居るみたいなことは減るはずです。
「敵が居るところになにも考えずに突っ込みがち」みたいな人は、ブラッドハウンドを使うと、軽減するかもしれません。
ただ、これは経験値とトレードオフなので、ブラッドハウンドを利用しているとそのあたりのゲームセンスが落ちてしまう可能性があります・・・・
近距離が得意・対面に大きな自信を持っている
近距離・対面に自信があるという方には、ブラッドハウンドがおすすめできます。
というよりも、ブラッドハウンドはそのような方に利用されてこそ、真価を発揮します。
前述の通り、ブラッドハウンドはウルト使用時の戦闘力に大きなアドバンテージを持っています。
頻繁に情報を把握しながら、移動速度も早くなるわけですから、もともと対面力がある方ならキルをどんどん取っていけるでしょう。
近距離・対面に自信があるなら、ブラッドハウンドを練習すると大きな恩恵があるかもしれません。
スキャンすればOK!なキャラではない
ブラッドハウンドは初心者でも分かりやすいアビリティを持っていることから、初心者からも高い人気を得ています。
ただし、本来のブラッドハウンドは戦闘力が非常に高いキャラクターのため、対面力を上げることで活かしきれるキャラクターになっています。
そのため、本来は「スキャンだけをすればOK!」みたいなキャラではなく、非常に奥が深い・習熟が難しいキャラクターです。
ブラッドハウンドの特性を把握して、サポートも戦闘も最強のプレイヤーになりましょう。
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