S12はディボーション・ハボックのシーズンです。
まだ、ハボックには勝てる要素があるものの、ディボーションについては「強すぎる!」と感じている方も少なくないでしょう。
この記事では、ディボーションの現状と、ディボーションの対処法、ディボーションがナーフ(弱体化)されるか否かについて解説していきます。
APEXのS12と強すぎるディボーションの現状
これから、ディボーションとAPEXの現状について触れていきます。
ディボーションの現状について整理していきましょう。
DPSはそれほど高くない?のか
前提として、各数値は計測方法などによって変動する可能性があり、多少のズレが各サイト・媒体で確認できるのは不自然ではありません。
しかし、APEXのディボーションについて調べていると「DPS」の数値が、場所によってブレブレであることに気付くでしょう。
中には、ディボーションのDPSは100台前半に過ぎないにするというものも見られます。
これは、ディボーションのDPSを環境によって、どのように計測するのか?という点が異なるためです。
というのも、ディボーションは「タボチャの有無」「ディレイをどこまでとするのか・どこまで考慮するのか」といった点によって、DPSが大きく変化します。
そのため、前提とする環境・条件によっては(特にタボチャなし・ディレイありなど)、低いDPSを記載している媒体もあります。
ディボーションが強すぎる理由
場合によっては、DPSがそれほど高くないはずのディボーションに、なぜ強すぎるという評価が下るのでしょうか。
実際にAPEXをプレイしていると分かりますが、弾数の多さと終盤に掛けて大きく上昇するダメージです。
ディボーションのダメージ数の増加は、打ち始めから終わりまでに、以下のようなイメージで推移していきます。
序盤のDPSは高くないものの、終盤にかけてダメージは大幅に増加していきます。
高い火力はもちろんですが、弾数の多さも忘れてはいけません。
APEXは敵のHPが非常に高いFPSのため、ワンマガで敵をダウンさせることは難しいです。(実際の運用上では、よほどの上級プレイヤー出ない限り)
しかし、高い火力・弾数を持つディボーションであれば、それほど難しくありません。(シンプルなレレでも腰撃ちが当たるため、十分に弾除けが可能)
ここにキャラコンなんかが加わると最強で、近距離で大きなアドバンテージがあるはずのSMGでも歯が立たないケースが多いです。
S12でなぜディボーションが流行ったのか
気になるのは、なぜここまでS12においてディボーションが流行ったのか?という点でしょう。
その背景には多数の理由があると見られますが、フラットラインの終了ではないでしょうか。
というのも、S12からディボーションは強化されている訳ではありません。
つまり、S11以前と仕様は変わらなかった訳です。
S12において大きな変化があったとすると、フラットラインの終了でしょう。
フラットラインはS12において、クラフト武器への変更とダメージの引き下げ(1発あたり19から18へ)といった変更が行われました。
もともと、主にキーマウ勢を中心にパッドからも人気を獲得していた武器ですが、ディボーションとも運用方法が似通っている部分があります。
もともとフラットラインを利用していた層がディボーションに移り、あまりの強さからもともと毛嫌いしていた層もディボーションを利用するになったのではないでしょうか。
(アリーナではS11からちょこちょこディボーションの運用が見られましたが)
強いディボーションに勝てるか?考えられる3つの対策
これから、強すぎるディボーションに勝つために考えられる3つの対策について解説していきます。
ディボーションに対抗できるようになっていきましょう。
ディボーションを使う
一番簡単な対策方法は「同じくディボーションを利用する」というものです。(他の武器については、後述しています)
ただ、少々癖があるため、ディボーションを毛嫌いしている方もいるでしょう。
これから、ディボーションの使い方にフォーカスして、解説していきます。
ディボーションの使い方
ディボーションの使い方は、握られないような至近距離で運用することです。
ディボーションを敵になすり付けるように、近距離で運用していきましょう。
これが一番強いです。(特にパッドなら)
というのも、ディボーションは前述の通り、ディレイがありますから遮蔽などを利用され、打ち止めると大きく火力が下がってしまいます。
そのため、遮蔽に隠れる余地がない相手も自分もレレ・ジャンプといったキャラコンをするような近距離まで、距離を詰めましょう。
予め打ち出しておく
また、前述したような近距離での戦いを中心に、敵と対面する0.5秒前あたりから予め打ち始めておくのがおすすめです。(特にタボチャが付いていない場合)
予め打ち出すことにより、ディボーションの最も火力が高いタイミングまですぐに到達できます。
「弾が無くなってしまうのでは?」と感じてしまうかもしれません。
心配することはありません。
なぜなら、ディボーションはマガジンなしで36発、マガジンありなら最大48発まで装填可能な最強武器です。
つまり、マガジンが付いている場合、半数以上外したとしても、十分に敵に大ダメージを与えることが可能です。
最初の10~20発外したところで問題ありません。
癖の強いリコイルはどうすればよいのか
「リコイルの癖が強すぎて・・・」という点がストレスに感じている方も少なくないでしょう。
しかし、こちらについても問題ありません。
なぜなら、腰撃ちの距離ならリコイルなんてほぼ必要ありません。
ディボーションを0距離で打ちながら、なすりつけていけば大丈夫です。
仮にリコイルを制御するとしても、ディボーションのリコイルは慣れるとそれほど問題ありません。
というのも、中間に制御不能なレベルでずれていきますが、序盤・終盤のリコイルは制御不能なレベルでもありません。
コツさえ掴めば、小学生でも序盤・終盤のリコイルをマスターできることでしょう。
むやみに詰めない・近づかせない
ディボーションへの対策として最も簡単なものは前述したディボーションを使うというものですが、中には「どうしても使いたくない」という方もいるでしょう。
筆者も、ランク・カジュアル・アリーナどれでも使いません。ある程度使った上で、あまり好みではないためです。
これから、そのような方が意識したい「むやみに詰めない」という点について解説していきます。
近距離でなければそれほど脅威ではない
ディボーションは、近距離において大きな魅力を発揮する武器です。
そのため、近距離にさえ持ち込まなければ、一般的な武器とそれほど火力は変わりません。(上位プレイヤーは恐ろしいエイムをしてくるものの)
そのため、敵がディボーションを持っていると気づいた時点で、近距離に近づくのはやめましょう。
詰めないのはもちろん、敵が詰めてきた時は一定の距離を保ちながら、ダメトレで有利な場面を作りましょう。
グレネードなどを積極的に活用
しかし、中には「敵に詰めたい・詰めるべき」、「敵がものすごいスピードで詰めてくる」といった場面に遭遇することもあるでしょう。
そのような際には、グレネードを積極的に活用していくことになります。
ディボーションに詰めるときも詰められるときにも、グレネードをうまく活用することで、敵の動きを麻痺させることが可能です。
例えば、詰めるに当たってピークされたくない方向・遮蔽の裏に投げる、詰められたくない方向・場所に投げるといった運用です。
ディボーションを持っている敵を自由に動かせると、難易度が非常に高くなります。
グレネードを使って、敵の動きを制限しましょう。
また、前提として逃げることが可能なキャラ(レイス・アッシュ・パスなど)で、劣勢になったのなら、周りの状況を見ながら引きましょう。
遮蔽を活用
「ディボーションに詰められた!大ピンチ!」といった場面もあるでしょう。
そのような際に、レレなどで応戦するのはおすすめできません。
前述の通り、それはもっともディボーションが強みとしている戦いだからです。
ある程度APEXをプレイしている方なら、劣勢の際に敵との間に遮蔽物を置いているはずです。
そのため、遮蔽を活用して、敵にディレイ or リロードさせましょう。
これができて、ショットガンなどで応戦できればかなり勝率が上がります。
遮蔽物がなく、ディボーションもないといった場面まで追い詰められたら、応戦するしかありません。
エイムが冴えていることを祈りましょう。
Apexのディボーションはナーフ(弱体化)されるか否か
「ディボーションはナーフされるのか?」という点は、ディボーション愛好家であっても、否でも気になるポイントです。
結論としては、恐らくナーフされる可能性が高いでしょう。
これまで、Apexで使用率が高いとされる武器は、ナーフされてきた運命にあります。
直近では、フラットラインはもちろん、Lスター・スピットファイアといった武器です。
ただし、どの程度のナーフになるのかは不明です。
というのも、Lスターのように骨抜きにされる可能性もありますし、スピットファイアのようにある程度使える状態に留められる可能性もあります。
何れにせよ、過去の傾向を考慮するとナーフされる可能性が高いでしょう。
強いディボーション環境にも順応していくしかない
ディボーションが強すぎるみたいな状況は、今に限った話ではありません。
「環境を変化させるために意図的にやっているのでは?」と感じるほど、Apexでは多くのシーズンで最強武器が誕生します。
前述したようなLスター・スピットファイアといった武器が、そういった武器に当たります。
そして、過去の傾向を参考にすると、今後も多くのユーザーが頭を悩ませる第2のディボーションは登場していくでしょう。
そのため、最終的にはディボーションに限らず、環境に順応して対応していくしかありません。
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