多くのAPEXプレイヤーを悩ますのが「APEXにおける漁夫」の問題です。
せっかく、1部隊を倒せたのに、漁夫にやられてしまう・・・みたいなことは少なくありません。
この記事では、APEXの漁夫に焦点を当てて、マスターによる漁夫対策・漁夫に強いキャラクターなどについて解説しています。
APEXの漁夫を対策して、快適なAPEXをできるようにしていきましょう。
APEXは漁夫ゲーなのか = YES
これから、APEXは漁夫ゲーなのか?という点についてご紹介していきます。
APEXと漁夫の関係性についてチェックしていきましょう。
漁夫はゲームの特性的に避けられない
結論としては、APEXは漁夫ゲーです。
APEXのゲームシステム的に、漁夫は避けられません。
そもそも、FPSは銃声が鳴っているとそこに、プレイヤーが集まっていく特性を持ったゲームが少なくありません。
そんな中でも、APEXはBRと体力が長いという特性を持っています。
この特性が、漁夫を活性化させています。
漁夫ゲーな理由1.BRは漁夫が発生しやすい
FPSの中でも、BRは非常に漁夫が発生しやすいです。(BRとは、バトルロイヤルのこと)
BRは開けた場所で、物資を集めながら最終的に最後の1人、チームになるというゲームです。
当然マップはBRゲーによって異なるものの、通常のFPSよりも広くなっています。
マップが広い場合、プレイヤーが敵と戦う方法は漁夫しかありません。(銃声が聞こえて、位置が分かるため)
また、APEXは物資が集まっているエリアとエリアの距離が近いため、銃声が非常に聞こえやすく、その分漁夫の速度も早いです。
漁夫ゲーな理由2.体力が長い
次のAPEXが漁夫ゲーな理由は、体力が長いという点です。
ただでもなく漁夫ゲーになりやすいBRですが、APEXは体力が長いため、その分ファイトの平均的な時間が長くなりがちです。
このため、銃声が鳴っている時間も、他のゲームと比較して長いです。
例えば、同じくBRのPUBGでは、ヘッショで仕留める・数発でダウンを取るみたいなことはありがちですが、APEXではほとんどありません。
クレーバーくらいでしょう。
安定的にそのようなプレイが可能なプレイヤーが居たら、チーターです。
むしろ、チーターでさえ、武器によってはダウンを取るまでには10数発必要なゲームです。
ランクでは漁夫の上手さで効率が変わる
APEXがここまで流行した背景には、ランクシステムを挙げる声は少なくありません。
しかし、ランクについてもかなりの漁夫ゲーです。
というか、漁夫の上手さによって効率が大きく変わります。
当然ですが、回復も弾もグレも完璧な状態で詰めることが可能なので、通常のファイトよりも漁夫として戦う方が有利です。
また、通常のファイトよりも、漁夫としてファイトに参加するほうが新たな漁夫が来る可能性は、相対的に低くなります。
(漁夫として入る状況の時点で、周囲の潜在的な部隊が減るため)
このような背景から必須スキルとまでは言えないものの、漁夫の上手さで大きくRPをブースとすることが可能です。
ちなみに、筆者はアグレッシブなプレイが好きなので、漁夫であろうがなかろうが詰めます。
しかし、効率を重視している時はかなり漁夫への意識が高いです。(早くマスターに行きたいときなど)
多すぎるAPEXの漁夫対策7選
漁夫が多すぎることから、APEXへのモチベーションが低下している方もいるかもしれません。
これから、APEXの多すぎる漁夫の対策についていくつかご紹介していきます。
【前提】対面力・フィジカルが高ければ全て解決する
前提として、APEXに関する攻略全般に言えることですが、対面力・フィジカルが高ければ、全て解決します。
これを言ってしまうと「元も子もないじゃないか!」と感じられる方もいるかもしれませんが、遠回りのように思えて、対面力の強化というのは、漁夫対策の一番の近道です。
後述する漁夫対策というのは、あくまでテクニックに近い部分であって、本質的な部分ではありません。
テクニックの効果を大きく向上させるには「フィジカル・対面力」のアップが必要です。
そのため、後述するようなテクニックと合わせて「対面力・フィジカルの向上」というのも、意識しておくべきです。
対面力・フィジカルは、知識やテクニックと異なって、ある程度プレイ時間に比例するものです。
「どうやっても漁夫対策ができない!」と感じる方は、アリーナ・カジュアルを回して、フィジカルや対面力を挙げていきましょう。
漁夫対策1.降りる前に周囲をチェック
これは、初動の漁夫にありがちですが、初動のエリアに降りる前にしっかりと周囲をチェックしておきましょう。
そして、予め「どこから漁夫が来る可能性があるのか」といった点を考えておきましょう。
特にランクなら、徹底しておくべきです。
降りる前に周囲をチェックしておくというのは「当たり前すぎる・・・」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、これをできている方は意外に少ないです。
誤解されがちなのが「敵が周囲に降りていないところに行くべき」といっているのではありません。
BRですので、それは不可能です。(多くのケースで、周辺のエリアに敵はいる)
予め周囲の敵の場所・パーティ数を考慮しておくことで、ファイトをしたときに想定される漁夫の数などを把握できます。
この対策だけでもかなり違ってくるので、必ず行っておきましょう。
漁夫対策2.戦う前に周囲をチェック
次に、戦う前に周囲をチェックしておくということです。
初動と似通っている部分もありますが、これはどちらかと言うと、初動以外の対策というイメージです。
まず、クリプトやブラッドハウンドが居るなら、ドローン・スキャンなどを利用して予め、周囲をチェックしておきましょう。
(特に漁夫を行うときは、徹底しておくべき)
また、偵察系のキャラクターが居なくとも、周囲をチェックすることは可能です。
例えば、高所に登る・数分前の周辺の状況を思い出す(銃声が聞こえていたかなど)といったイメージです。
何らかの方法で、周囲に部隊が居るか否か・居るならどれだけ居るのかといった点をチェックしておくと漁夫でダウンさせられる可能性がぐっと減ります。
もしも、周囲に部隊が複数居る可能性があるなら、すぐにファイトを終わらせましょう。
もしくは、中遠距離中心のファイトを行うことで、周辺に部隊が居るなら、それであぶり出せます。
その後、うまく立ち回って(ダウンを絶対取られないように)、逆に漁夫を漁夫りましょう。
漁夫対策3.アーマースワップの意識を高める
せっかく1パとのファイトを終えて勝利を抑えたのに、漁夫にやられてしまうというのはありがちです。
既に1パを沈めているなら、必ずアーマースワップを行いましょう。
初心者にありがちなのが、漁夫が来ているのに、紫アーマー・赤アーマーを着替えるのが嫌でバッテリーを巻いてしまうということです。
特に、漁夫と味方が既に戦っているのに、バッテリーを巻いているみたいなケースは散見されます。
しかし、これはNGです。
既に漁夫が来ていることが分かっているなら、バッテリーを巻かずに必ず着替えましょう。
仮にそれが白アーマーであったとしてもです。
理由は主に2つあって、1つ目はAPEXの仕様、2つ目はカバーの速度です。
APEXの仕様とアーマースワップ
APEXの仕様的にアーマーがあるのと無いのでは、大きな差があります。
これは何も「体力が増えるから」といった単純な理由ではありません。
最も重要なのは打たれたときの「画面の揺れ」です。
アーマーが削れている状態だと、APEXは仕様的に打たれた際の画面の反動が非常に大きくなり、まともなエイムが難しくなります。
そのため、漁夫が来ている状態でバッテリーが巻ききれないと、非常に不利な状態で戦うことになります。
もしも、現在のアーマーが削れているのなら、白アーマーでも着替えて、敵に応戦したほうがまだ勝率は上がります。
(至近距離に詰められないように応戦し、味方の回復や蘇生などの時間を稼ぐ)
漁夫とカバーの速度
漁夫が至近距離まで既に詰められている状態で、アーマースワップをせずに、バッテリーを巻いたりしているのは、かなり悪手です。
特に、味方が漁夫に詰められているような場面では、アーマースワップさえもやらずに、カバーを行った方が良い場面もあります。
味方に敵のフォーカスが集まっているケースでは、フリーの状態で敵を狙えるケースが多いです。
しかし、バッテリーを巻いているとこのようなチャンスを逃してしまうことは少なくありません。
最優先事項として味方のカバーがあって、その次にアーマースワップ、最終手段としてバッテリー・セルというイメージです。
漁夫対策4.ウルト・アビリティの活用
ウルト・アビリティの活用は、漁夫対策に非常に重要です。
キャラクターの特性に掛からず、ほとんどのキャラクターが漁夫の対策に有効なアビリティ・ウルトを持っています。
例えば、レイスであればポータルを利用することで、漁夫対策が可能です。(安全な場所にポータルを繋いでおくなど)
「レイスなら、そんなの当然だろ!」と感じられる方もいるかもしれません。
しかし、レイスのような分かりやすいキャラクターでなくとも、可能です。
例えば、一見漁夫対策にならないようなマッドマギーのようなキャラクターであっても、漁夫の方向にウルト・アビリティを打つことで、漁夫の速度を遅らせることは可能です。
どんなキャラクターのアビリティであっても、大抵漁夫の対策に活かせます。
今一度、普段利用しているキャラクターのアビリティ・ウルトの特性を理解して、漁夫の対策に活かしてみてください。
(漁夫に強いキャラクターについては後述します)
漁夫対策5.30秒ルールみたいなものを作る
ファイトの時間が長ければ長いほど、漁夫に遭遇する可能性はあがります。
そのため、予め30秒ルールのようなものを作って、「ファイトを短くする」という意識を持ちましょう。
仮に、一定の時間内にファイトが終わらないのなら撤退するか、すぐに逃げられる中遠距離のファイトに留めておくのがおすすめです。
特にランクでは、必要な意識であると言えるでしょう。
筆者は、ランクの場合、基本的に近距離でファイトをはじめたら、至近距離で戦うのは10秒~20秒程度でファイトを終わらせます。
ファイトが始まると「時間なんて気にする余裕がない」という方もいるかもしれませんが、こういった冷静さが漁夫対策に繋がります。
漁夫対策6.足音をしっかりと聞いておく
漁夫は大抵、リセット前に(回復される前に)仕留めるために、足音を出して近付いてきます。
たまに、足音を鳴らさずにハイドしながら近付いてくる厄介な漁夫も居るものの、基本的には考慮しなくてよいほど稀なケースです。
ファイトを行っている途中であっても、ファイト相手以外の足音(漁夫の足音)がないか?を常にチェックしておきましょう。
漁夫対策7.少しでも怪しいと思ったらすぐに撤退
もしも、ファイト中に漁夫が来ていると感じた場合は、すぐに撤退しましょう。
仮に、敵のパーティを倒しかけていてもです。(すぐにアーマースワップの目処が立つ場合は例外)
目の前の敵を倒したとしても、すぐに漁夫にやられてしまうのが落ちです。
それなら、一度撤退して漁夫と敵のパーティーを戦わせて、再度漁夫を行う方が勝率はグンと上がります。
味方が至近距離に居て撤退できないといったケースを除き、怪しいと思ったらすぐに引きましょう。
(味方が敵の至近距離に居るのに、1人だけ撤退するのはNG。結果的に順位やKPが稼げなくなるため)
漁夫の対策に適しているAPEXキャラクター3選と使い方
これから、漁夫に対策に適しているAPEXのキャラクターを3つと使い方についてご紹介していきます。
前述したとおり、どのようなキャラクターであっても、ウルト・アビリティを活用することで、漁夫の対策に活かすことは可能です。
そのため、あくまで「一例」としてチェックしてみてください。
ホライゾン
ホライゾンはアビリティ・ウルトともに漁夫の対策に活かせるキャラクターです。
大きく空中に上昇可能なアビリティを利用して索敵や、漁夫に応戦することが可能です。
それに加えて、漁夫が来ている方向にウルトとグレを投げることで、敵の動きを麻痺させることができます。
(ホライゾンのウルトは壊されても良い。その間、時間稼ぎができる)
アビリティ・ウルトともに漁夫への強力な対策となるため、ホライゾンを利用している方は、積極的にウルト・アビリティを活用しましょう。
レイス
レイスは、もっおとも漁夫対策に想像しやすいキャラクターかもしれません。
レイスのポータルは、安全な位置から引くことで、漁夫対策はもちろん、自信のパーティが漁夫を行うときにも強力なウルトになります。
また、アビリティの虚空は、漁夫に遭遇したときに引くことや、逆に漁夫に近づくこともできます。
ただ、レイスの虚空・ポータルともに、味方に迷惑をかける可能性もある能力なので、少々中級者向きと言えるかもしれません。
特にレイスの虚空を頻繁に使ってしまうと、味方にヘイトが集まってカバーが遅れる原因になります。
虚空のタイミングミスでパーティに迷惑をかけるというのは、レイス初心者にありがちなので注意してください。
ジブラルタル
ジブラルタルについても、ウルト・アビリティともに漁夫対策に効いてきます。
ウルトを投げることで、周囲に敵を近づかせないことが可能ですし、漁夫の方向に投げることで漁夫のパーティを足止めすることもできます。
また、ジブラルタルのアビリティは360度どの射線もキレる漁夫対策になりますので、味方にジブラルタルが居ると、パーティの防御力はあがります。
特に、フルパでランクを回しているみたいな方は、パーティに一体ジブラルタルを入れておいた方が、漁夫の対策のみならず、全体的なファイトの安定感が高まるでしょう。
漁夫多すぎ!マップ別漁夫の注意度ランキング
次に、漁夫に注意したいマップランキングをご紹介していきたいと思います。
あくまでAPEXを数千時間プレイした筆者の見解によるものなのですし、どのマップでも漁夫の脅威はあるため、参考程度にご覧ください。
1位 キンキャニ
1位はやはり、キンキャニ(キングスキャニオン)です。
キンキャニはマップが小さいという特性上、どうしても漁夫がきやすい性質があります。
ランク・カジュアルともに漁夫に遭遇する可能性は高く、かなり漁夫に注意したいマップであると言えるでしょう。
ただ、カジュアルであれば、マップが小さいということもあって、マッチ全体を通して激しいファイトを楽しめるマップではあります。
好き嫌いがはっきりと別れるマップですが、漁夫遭遇率は1位でしょう。
2位 ストームポイント
2位にストームポイントをあげます。
ストームポイントはマップが広く、漁夫とは無縁では?と考える方もいるかもしれません。
確かにランクではその傾向が強いのですが、ストームポイントは初動がが酷すぎます。(特にカジュアル)
ストームポイントは広すぎるが故に、軌道のスタート位置周辺に敵が集まりやすい傾向があり、体感としては漁夫がかなり集まりやすいです。
しかし、中盤〜終盤にかけてはそれほど多くありません。(そもそも敵に出会えない)
3位 ワールドエッジ
3位はワールドエッジです。
ワールドエッジは、漁夫に遭遇する可能性はそこそこあります。
しかし、ワールドエッジはマップ全体に遮蔽があって、仮に遭遇したとしても、対策が行いやすいです。
また、ランク・カジュアルともにバランスが良いマップではないでしょうか。
4位 オリンパス
最後がオリンパスです。
オリンパスはエリアによって漁夫に非常に遭遇しやすいエリア(タービンなど)があるものの、全体的に見ると、漁夫に遭遇する可能性は低いと言えるでしょう。
ランク・カジュアルともに、比較的漁夫に遭遇しにくいです。
また、各エリアに侵入できるエリアが限られているため、漁夫の方向もかなり予測しやすいです。
APEXの漁夫は本当にいけないことか?ストームポイントでの現象
最後に、この記事は漁夫について扱っているので、多くの方が「APEXの漁夫」にフラストレーションを溜めている方が多いはずです。
しかし、漁夫が本当にそこまでダメなものかと言うと、また別の話でしょう。
BRは漁夫こそ醍醐味の1つですし、漁夫に会えるような環境ではないと面白くないと感じる方も少なくないのではないでしょうか。
というのも、ストームポイントは漁夫に配慮して、マップを巨大化させた結果、多くのプレイヤーがすぐに戦いたいために、初動が被る現象が発生しています。(特にカジュアル)
ストームポイントのカジュアルにおける中盤〜終盤の敵の少なさは以上で、散歩しているような状況が長く続きます。
漁夫対策をマスターして、漁夫も楽しめるようなプレイヤーになっていきましょう。
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